はじめに
このブログでは、「親と一緒に観ると気まずい」「リビングで流すには刺激が強すぎる」「これ、誰かと一緒に観ても大丈夫そう?」そんな観点を中心に映画を紹介します。
人によってはネタバレになるかもしれないのでご注意ください。
趣味の時間や大切な人との時間がより充実したものになりますように。
基本情報
- タイトル:MaXXXine マキシーン(原題:MaXXXine)
- 日本公開年:2025年
- 上映時間:103分
- 監督:タイ・ウェスト
- 出演:ミア・ゴス、ケヴィン・ベーコン、エリザベス・デビッキ など
- ジャンル:サスペンス/スリラー/ホラー
あらすじ(ネタバレなし)
1985年、ハリウッド。
テキサスの猟奇事件からただ一人生き延びた主人公マキシーン。彼女はポルノ女優として名を上げ、知名度を獲得。新作ホラー映画『ピューリタンⅡ』の主演オーディションを勝ち取る一方、現実では“ナイト・ストーカー”と呼ばれる実在の連続殺人鬼による恐怖がLAを覆い、彼女の身近な人物が次々と命を奪われていく。6年前のトラウマに囚われたマキシーンは、謎の人物の存在に気づき…
予告映像
気まずい度 ★★★★☆(星4)
- 【気まずい度の理由】
ゴア描写やスリルが強め、血しぶきや暴力的な殺傷シーンが多数。精神的にもかなり追い詰められる心理描写があり、家族と一緒にリビングで観るには腰が引けそうです。また、ポルノ映画業界の背景など過激な要素も含まれており、大人同士で深夜にじっくり楽しむ作品向きでしょう。ですが、1作目『X エックス』ほどおっぱいは出てきません。
まとめ
これはA24 × タイ・ウェスト監督 × ミア・ゴスによる、三部作ホラーの完結作。1979年のテキサスを舞台にした『X エックス』、1918年の悲劇を描いた『Pearl パール』に続き、今回は“スターダムを目指すヒロイン vs 殺人鬼”という緊張感で押し切ります。マキシーンを演じるミア・ゴスの凛とした姿から、血まみれになる叫びまで、演技の振り幅が凄まじいです 。
トリロジーを通して描かれる“女性の覚醒と挫折”が、今作で感動的なクライマックスを迎えます。一作ずつ振り返りながら観ることでより深い味わいが得られる作品です。刺激とエンタメのバランスを求める方には、ぜひ“叫びと興奮”を体感してほしい一作。