はじめに
このブログでは、「親と一緒に観ると気まずい」「リビングで流すには刺激が強すぎる」「これ、誰かと一緒に観ても大丈夫そう?」そんな観点を中心に映画を紹介します。
人によってはネタバレになるかもしれないのでご注意ください。
趣味の時間や大切な人との時間がより充実したものになりますように。
基本情報
- タイトル:エゴイスト
- 公開年:2023年
- 上映時間:120分
- 監督:松永大司
- 出演:鈴木亮平、宮沢氷魚、阿川佐和子 ほか
- ジャンル:ドラマ/ロマンス
あらすじ(ネタバレなし)
幼い頃に母親を亡くし、田舎で育った浩輔は、都会でファッション誌の編集者として成功を収めていた。ある日、彼はパーソナルトレーナーの龍太と出会い、次第に惹かれていく。愛情を深める二人だったが、やがて避けられない現実が二人の関係を試すことになる——。
予告はこちら。
見どころ
- ストーリー:男性同士のベッドシーンがあるらしいから観てみようという、邪な考えで鑑賞しました。確かに前半は濡れ場が続きます。でも、同性同士の恋愛を描きながらも、単なるラブストーリーではなく、「愛とは何か」「自己中心的な愛と真実の愛の違いとは?」を問いかけてくる映画でした。
- 演出・演技:鈴木亮平の演技が素晴らしいです。阿川佐和子にあるものを渡すシーンで、恋人の母親の生活を心配している気持ちと、自分の罪悪感を軽くしたい気持ち、思いやりと自分のエゴとの葛藤が、観ているこちらも苦しくなるほどでした。
気まずい度 ★★★★☆(星4)
- 【気まずい度の理由】
- 男性同士のラブシーンが複数あり、家族や友人と観ると気まずく感じる人もいるかもしれません。
恋愛映画で濃厚なシーンもありますが、直接的な描写よりも美しい映像で表現されており、官能的ではあるが下品ではないです。
こんな人におすすめ!
- 人間ドラマが好きな人
- 鈴木亮平や宮沢氷魚の演技を堪能したい人
- ラブストーリーを観たい人
- 男性同士のラブシーンが観たい人
まとめ
映画『エゴイスト』は、恋愛だけでなく「愛の本質」について考えさせられる映画です。主演二人の演技が素晴らしく、静かに心に響く作品となっている。一人でじっくり観るのもいいし、テーマに共感できる相手と一緒に観るのもおすすめ。ただし、リビングで気軽に流すにはやや刺激が強いので、観る環境は選んだほうがよさそうです。