はじめに
このブログでは、「親と一緒に観ると気まずい」「リビングで流すには刺激が強すぎる」「これ、誰かと一緒に観ても大丈夫そう?」そんな観点を中心に映画を紹介します。
人によってはネタバレになるかもしれないのでご注意ください。
趣味の時間や大切な人との時間がより充実したものになりますように。
基本情報
- タイトル:オーディション(英題:Audition)
- 日本公開年:2000年
- 上映時間:115分
- 監督:三池崇史
- 出演:石橋凌、椎名英姫、國村隼 など
- ジャンル:ホラー/サスペンス/スリラーなど
あらすじ
妻を亡くして7年、再婚を考える中年男性・青山(石橋凌)は、友人の映画プロデューサーと共に「新作映画のオーディション」という名目で理想の女性を探すことに。そこで出会ったのが、美しく控えめな女性・山崎麻美(椎名英姫)。彼女に惹かれ、交際を始める青山だったが、やがて彼の身に想像を絶する恐怖が訪れる…。
見どころ
- 展開の緩急:前半は男性主体の悪趣味なオーディションを含め、青山の女性に対する扱いが不誠実で不快ではあるものの、淡々としたデートシーンや同僚とのやり取りが恋愛ドラマのように展開していきます。しかし、後半で一気に狂気が爆発します。
- 心理的恐怖と痛覚を刺激する描写:精神的にじわじわと追い詰められるサスペンスと、後半のショッキングなシーンのギャップが凄まじい。
気まずい度
★★★★★(星5)
デートや家族向けには微妙。
【気まずい度の理由】
- 前半は淡々とした恋愛ドラマパートでも直接的ではないにせよ、キスシーンや女性が肌を見せるシーンがある。そして後半の展開が衝撃的すぎる。
- グロテスクなシーンがあり、耐性がない人にはキツい。
- 小学生くらいの子どもが痛めつけられたり、虐待を示唆する描写があるのもきつい。
- デートや家族と一緒に観るには不向き。
友人と観ても「どういう気持ちで選んだ?」と思われる可能性大。
こんな人におすすめ!
- 三池崇史監督の作風が好きな人
- サイコホラーが好きな人
- 衝撃的なラストの映画が好きな人
まとめ
後半にかけての不穏な展開が恐ろしい、でも観てしまう魅力のある作品です。なにも知らずに観ると痛い目を見るかもしれません。
ホラーやサスペンス好きにはたまらない一本ですが、いっしょに観る相手は慎重に選んだ方がいいでしょう。
「キリキリキリ…」の音がしばらく耳から離れなくなる覚悟がある人は、ぜひ挑戦してみてください。