はじめに
このブログでは、「親と一緒に観ると気まずい」「リビングで流すには刺激が強すぎる」「これ、誰かと一緒に観ても大丈夫そう?」そんな観点を中心に映画を紹介します。
人によってはネタバレになるかもしれないのでご注意ください。
趣味の時間や大切な人との時間がより充実したものになりますように。
Contents
基本情報
- タイトル:あのこは貴族
- 公開年:2021年
- 上映時間:124分
- 監督:岨手由貴子
- 出演:門脇麦、水原希子、高良健吾 など
- ジャンル:ヒューマン
あらすじ
東京・港区のお嬢様として育った箱入り娘・華子。結婚こそが人生のゴールだと信じていた彼女は、縁談をきっかけに良家の男性と出会う。一方、地方出身で自力で東京に出てきた美紀は、学歴も職歴も武器にして、自分の力でキャリアを築いていた。
まったく異なる階層に生きる2人の女性が、交差し、そして影響を与えあっていく物語。社会的立場や生き方を問う、静かで力強い一作。
予告映像
気まずい度 ★★☆☆☆(星2)
- 【気まずい度の理由】
水原希子の着替えシーンが挟まれてドキリとしますが、性的な描写や過激な表現は控えめ。大人の恋愛・格差・家父長制など社会的なテーマが含まれるため、親と一緒に観ると少し気まずい場面があるかもしれません。友人や恋人と観るのがちょうどよい距離感。
まとめ
女性同士の対比と連帯を軸に、現代社会における「階層」と「自立」を描いた良作。
登場人物の台詞や仕草にリアルな感情が宿っており、「自分だったら?」と考えさせられるシーンも多いです。
華やかで息苦しい世界の中で、女性たちがどんなふうに声を上げ、生きていくのか。
自分の立ち位置や価値観を見直すきっかけになる、静かながら芯の強い作品です。
ぜひ、じっくり向き合って観てください。