はじめに
このブログでは、「親と一緒に観ると気まずい」「リビングで流すには刺激が強すぎる」「これ、誰かと一緒に観ても大丈夫そう?」そんな観点を中心に映画を紹介します。
人によってはネタバレになるかもしれないのでご注意ください。
趣味の時間や大切な人との時間がより充実したものになりますように。
基本情報
- タイトル:デューン 砂の惑星 PART2(原題:Dune:part two)
- 公開年:2024年
- 上映時間:166分
- 監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
- 出演:ティモシー・シャラメ、ゼンデイヤ など
- ジャンル:アクション/SF/ドラマ
あらすじ(ネタバレなし)
惑星アラキスを巡る権力争いの中で家族を失い、運命に翻弄されるポール・アトレイデス。母ジェシカとともに砂漠の民フレメンと合流し、彼らの信頼を得ながら新たな未来を切り開こうとする。しかし、ハルコンネン家の支配が続くアラキスは、いまだ混沌の中にあった。ポールは復讐を胸に秘めながらも、預言の存在としてフレメンを導くのか、それとも個人として生きるのか、重大な選択を迫られる。そして、宿敵ハルコンネン家の刺客フェイド=ラウサとの対決が、彼の運命を大きく左右することになる。
予告映像はこちら。
見どころ
ポール・アトレイデスの成長と葛藤が物語の核となる。単なる復讐者ではなく、預言の戦士「ムアディブ」として覚醒していく彼の姿は、英雄譚でありながらも、自己のアイデンティティを模索するドラマとしても見ごたえがある。ゼンデイヤ演じるチャニとの関係も重要な軸となり、戦士としての誇りを持つ彼女がポールに与える影響も見逃せない。
気まずい度 ★★☆☆☆(星2)
- 【気まずい度の理由】
本作には一部激しい戦闘シーンや残酷な描写が含まれるが、過度に暴力的な演出は少なく、R指定作品ほどの刺激はない。ただし、短めだがキスシーンや営みを思わせる描写がある。軽めなものだが、関係が深まっているシーンを入れるのは後の展開に効いてくる。
こんな人におすすめ!
- 前作『デューン 砂の惑星』を観て、続きが気になっている人
- 圧倒的な映像美とスケール感のあるSF映画を求めている人
まとめ
『デューン 砂の惑星 PART2』は、前作を超えるスケールと密度を持ったSF大作だ。一瞬だけ気まずいシーンは流れるものの、それを忘れさせる、圧巻の映像と緻密な世界観が融合し、ポール・アトレイデスの成長と彼を取り巻く戦いをドラマチックに描き出す。