はじめに

このブログでは、「親と一緒に観ると気まずい」「リビングで流すには刺激が強すぎる」「これ、誰かと一緒に観ても大丈夫そう?」そんな観点から独断と偏見で映画を紹介します。

人によってはネタバレになるかもしれないのでご注意ください。

趣味の時間や大切な人との時間がより充実したものになりますように。

基本情報

  • タイトル:ザ・ホエール(原題:The Whale)
  • 日本公開年:2023年
  • 上映時間:117分
  • 監督:ダーレン・アロノフスキー
  • 出演:ブレンダン・フレイザー、セイディー・シンク、ホン・チャウ など
  • ジャンル:ドラマ/ヒューマン

あらすじ

過去の傷を抱えながら、ひっそりと暮らすチャーリー。心の痛みと共に体重も増え、今ではほとんど外に出ることもない。
そんな彼が、自分が余命幾ばくもないことを知る。それをきっかけに、疎遠になっていた娘との再会を望むが——。

物語の大半はチャーリーの部屋の中だけで展開しますが、その空間には深い感情と人間ドラマが詰まっています。

予告映像

気まずい度 ★★★☆☆(星3)

  • 【気まずい度の理由】
     開幕自分磨きシーンです。セクシュアリティに関する描写、過食・嘔吐といったセンシティブなシーン、感情的に重たいやりとりが中心です。
     激しい暴力や性的描写はないものの、精神的な重さや、登場人物同士のぶつかり合いはかなり強め。
     家族や他人と観ると気まずいというより、「空気が重くなる」タイプの映画です。

まとめ

ブレンダン・フレイザーの熱演に心を揺さぶられる一本。人間の弱さと愛、贖罪と赦しについて、静かに、しかし深く問いかけてきます。誰かと一緒に観るというより、自分の心と向き合う時間におすすめしたい映画です。
映画の余韻にじっくりひたれる夜に、ぜひ。