はじめに

このブログでは、「親と一緒に観ると気まずい」「リビングで流すには刺激が強すぎる」「これ、誰かと一緒に観ても大丈夫そう?」そんな観点から独断と偏見で映画を紹介します。

人によってはネタバレになるかもしれないのでご注意ください。

趣味の時間や大切な人との時間がより充実したものになりますように。

基本情報

  • タイトル:ドールハウス
  • 公開年:2025年
  • 上映時間:110分
  • 監督:矢口史靖
  • 出演:長澤まさみ、瀬戸康史 など
  • ジャンル:サスペンス/ホラー

あらすじ

娘を事故で亡くした夫婦。悲しみに暮れる中、妻は骨董市で娘にそっくりな人形を見つけ、我が子同然に慈しみ始める。だが次第に不可解な出来事が起こり、妻は人形が“ただの人形”ではないと疑い始める。はたしてこれは妻の妄想なのか、人形の呪縛なのか?心理的恐怖の闇へと引きずり込まれていく。

予告映像

気まずい度 ★★★★☆(星4)

  • 【気まずい度の理由】
    ★★★★☆ → セクシーなシーンは一切なし。人形の不気味さと、絶叫やショッキングな事件描写が多め。肉体的なグロさは控えめでも、精神に訴えかける“じわ怖”な展開が連続。親子で観ると、人形や事故シーンに抵抗があるかも。雰囲気的には、大人同士やゾクっと系ホラーが好きな人向けです。

まとめ

『ウォーターボーイズ』『スウィングガールズ』で知られる矢口史靖監督が、本格ミステリー&ホラーに挑戦した注目作。長澤まさみは“愛情と狂気の境界”を揺れる演技で見事に体現し、昨年公開後のイタリア・ウディネ映画祭など海外でも熱狂的な反応を得ています。

エンタメとしてのコメディ要素は随所に散りばめられていますが、ベースは「人形×家族×狂気」という重厚なテーマ。劇場では、恐怖シーンで観客一体になって息を飲む体験ができます。
余韻や謎を感じて、“誰と観るべき?”が頭をよぎるスリリングな一作です。