映画レビュー『嗤う蟲』は誰かと一緒に観ても気まずくない?

はじめに

このブログでは、「親と一緒に観ると気まずい」「リビングで流すには刺激が強すぎる」「これ、誰かと一緒に観ても大丈夫そう?」そんな観点を中心に映画を紹介します。

人によってはネタバレになるかもしれないのでご注意ください。

趣味の時間や大切な人との時間がより充実したものになりますように。

基本情報

  • タイトル:嗤う蟲(わらうむし)
  • 日本公開年:2025年
  • 上映時間:99分
  • 監督:城定秀夫
  • 出演:深川麻衣、若葉竜也、田口トモロヲ ほか
  • ジャンル:スリラー
  • 映倫区分:PG12(12歳以上対象)

あらすじ(ネタバレなし)

都会での喧騒を離れ、田舎暮らしを夢見るイラストレーターの杏奈と、その夫・輝道は、麻宮村への移住を決意します。
しかし、村民たちから過度な親切を受けながら、自治会長・田久保を異常に信奉する空気に違和感を覚えます。やがて、輝道は村に潜む“掟”の存在を知り、夫婦はその呪縛に立ち向かうことになる――。

予告映像

気まずい度 ★★☆☆☆(星2)

  • セクシー度 ★★☆☆☆:夫婦の濃いキスシーンや性的なニュアンスはあるものの、直接的な描写は少なめ。ただし家族と観るとちょっと気まずい。
  • 暴力度 ★★★☆☆:村人への暴力や集団心理の恐ろしさが強調される場面があり、精神的な圧迫感がある。
  • 気まずい度総合:村の閉鎖的な“空気”がじわじわと迫ってくるタイプ。この後行為に及んだんだろうなと思わせるキスシーンがあるので、家族と一緒に観るか少し考えたほうがいいかも。

配信・DVD情報(2025年8月現在)

WOWOWオンデマンド(月額制)

他の配信サービス(U-NEXT、Amazon Prime Video、Netflixなど):現時点では配信なし

まとめ

気まずさ回避アドバイス:

家族と一緒に観ると、夫婦のキスシーンで変な沈黙が流れるかも。気になる人は イヤホンをつけて1人で観賞 するのがおすすめ。

暴力シーンや集団心理の怖さは、ホラーやスリラーに慣れていない人と一緒だと気まずさ増大。苦手な人と観るのは避けた方が無難。

どうしてもリビングで観たい場合は、軽めの映画やバラエティを 「後で一緒に観る用」に準備しておく と空気を切り替えやすい。

こんな人におすすめ:

集団心理や人間の狂気を描く作品 が好きな人

村社会や閉塞的な人間関係にゾクッとする人

明確な怪物や派手なアクションより、じわじわとした恐怖に惹かれる人

「家族と観る映画」よりも 一人でじっくり楽しむ映画 を探している人